西武渋谷店(渋谷区宇田川町)A館8階レストラン街ダイニングプラザに12月16日、回転ずし店「梅丘寿司の美登利 回し寿司 活 西武渋谷店」(TEL 03-5728-4282)がオープンした。経営は活美登利(品川区)。
1963(昭和38)年創業のすし店「梅丘寿司の美登利総本店」がプロデュースする同店。同店のほか、目黒や横浜、池袋の4カ所に店を構えている。店舗面積は約60坪で、席数は64席。2人用のテーブルは他店よりも多く8卓を用意する。レーンは1周約8分。3本用意する特急レーンでは新幹線列車「はやぶさ」がネタを運ぶ。
注文は店内に備えたiPad2でもできる。メニューの拡大・縮小、生ビール注文時に「注ぐ」音などが流れる新しいアプリを導入。これまでバーコードで行っていた会計もQRコードにしたことで会計時間を短縮したほか、炙(あぶ)りメニューを来店客の目の前で炙るなどのワゴンサービスも新たに始めた。
メニューは、にぎり約130種、一品料理など含め200種以上を用意。シャリには17年連続で「特A」を受賞獲得している山形県産「はえぬき」を使う。魚介類は築地から毎朝仕入れるほか、カウンター内の水槽で泳ぐ伊勢エビやアジなどは産地直送で届くという。メニューは炙りトロに前浜うに、いくら、金粉を載せる「黄金寿司」(472円)、エビ、アボカド、キュウリ、サニーレタスが入った「アボカドシュリンプ巻」(210円)、あおりイカ、ホタテ、タイの「塩レモン三貫」(367円)、「かにみそサラダ」(420円)、季節のフルーツなど。価格は105円~525円の10価格帯。客単価は1,650円。
現在、全店共通で「真冬の全国うまいもん祭り」を開催。「かにの甲羅焼」(367円)やみそで食べる「サーモンちゃんちゃん焼き」「あぶりエンガワ」、「ホタテバジルチーズ」(各210円)などを提供している。2月末まで。
オープン後はランチには年配客が多く、夜は30~40代の来店客が中心で女性客が多い。既存店を比べ外国人の来店も多いという。スタッフの八尾建樹さんによると、平日・週末共に行列はできるもののオープン間もないこともあり「1時間は待たない」という。
営業時間は11時~23時。テークアウトにも対応する。