東京都写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)で1月7日から、バレエダンサー首藤康之さんを追ったドキュメンタリー「今日と明日の間で」がロードショー公開される。
首藤さんは9歳からバレエを始め、15歳で東京バレエ団に入団。19歳で「眠れる森の美女」に主演したのを皮切りに、「白鳥の湖」「ジゼル」などの古典バレエ作品、フランスのコリオグラファー(振り付け家)モーリス・ベジャール振り付け「M」「ボレロ」など現代振り付け家の作品にも多数出演。2004年に同団を退団し特別団員となる。2007年にはベルギー・王立モネ劇場でシディ・ラルビ・シェルカウイさん振付「アポクリフ」を世界初演したほか、映画「トーリ」(浅野忠信監督)に出演、自身のスタジオ「THE STUDIO」オープンするなど活動の幅を広げている。
同作は首藤さんの2009年冬から2011年春までを追ったドキュメンタリー。本番の舞台や楽屋での様子、20代のころのモーリス・ベジャールとの稽古映像やダンス仲間らが語る首藤さんの魅力などを収録しているほか、同作のために中村恩恵さんが新たに振り付けた新作ソロダンス「Between Today and Tomorrow」も披露。テーマ音楽は椎名林檎さんが手掛けている。
初日の7日には舞台あいさつが決定。首藤さん(10時30分の回上映後)や小林潤子監督(10時30分の回上映後、13時の回上映前)が登壇する予定。
今月29日まで(10日、16日、23日休映)。