渋谷・神南で「森永のお菓子箱」展-創業以来112年の歴史を紹介

会場入り口では1960(昭和30)年代の同社の菓子店を再現したコーナーを展開している

会場入り口では1960(昭和30)年代の同社の菓子店を再現したコーナーを展開している

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 たばこと塩の博物館(渋谷区神南1、TEL 03-3476-2041)で現在、特別展「森永のお菓子箱 エンゼルからの贈り物」が開催されている。

「おもちゃのカンズメ」も一堂に展示している

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 1899(明治32)年に創業した森永製菓(港区)。同展では、同社が保存・記録してきた装品パッケージや関連ポスター、販売店やキャンペーンの写真、大正時代からの映像、新聞や雑誌の広告など、創業以来の資料を一堂に展示している。

 会場入り口では1960(昭和30)年代の同社の菓子店を再現したコーナーを展開。場内では年表や映像、資料で創業以来112年の歴史を紹介するほか、「日本で初めて」製造されたといわれるキャラメル「森永ミルクキャラメル」の軌跡、創業から現在までの菓子、チョコレート菓子のキャラクター「ぬ~ぼ~」、「チョコボール」のキャラクター・キョロちゃんなどキャラクター紹介、創業者・森永太一郎に関する資料やアメリカ修業中に手に入れた製菓用のはさみなど500点以上を展示している。併せて、1950~1990年代の同社のCMも上映。

 期間中、12月17日・23日・24日・25日、2012年1月7日・8日・9日には同館1階視聴覚ホールでアーカイブズ映像「エンゼルの調べ」(昭和32年、11分)、「魔法の冠」(昭和29年、22分)を上映する。観覧無料(入館料は必要)。定員は先着80人。

 ミュージアムショップでは同店のブックレット(800円)や10センチのキョロちゃんマスコット(210円)、ぬ~ぼ~のシール(260円)、絵本「ぬ~ぼ~なこころ」(980円)などのキャラクターグッズも販売。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。月曜休館。入場料は、大人=100円、小・中・高校生=50円ほか。2012年1月9日まで。

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