渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1・オルガン坂特設スペースに10月28日、シェアサイクルサービス「cogicogi(コギコギ)」のポートが設置された。
コギコギ(神宮前4)が運営する同サービスは、「リアルな『街の社会インフラ』の構築」を目指し昨年10月にサービス開始。表参道を中心に青山や六本木など半径3キロ圏内の14カ所(11月現在)にポートを設置している。
どのポートに返却してもいいのが特徴の同サービス。スタッフがエリア内を巡回し、自転車ルールの呼び掛けや、自転車が一カ所にたまらないよう台数の調整をしているという。新たにオープンした渋谷パルコ・パート1ポートにはヤマハ発動機の電動アシスト自転車「PAS CITY-C リチウム」を最大6台用意。開設後、現在は20~30代を中心に1日1~3人が利用しているという。
サービスでは、地域通貨や各種ポイントなどのサービスを集約する汎用(はんよう)アプリケーションフォーマット「FeliCaポケット機能」搭載のICカードを会員証として利用者に配布。ポート設置店舗内の専用端末に同カードをかざし、貸出時と返却時に利用時間を記録する。料金は履歴から月額で請求。
受付時間は10時~21時(同館1階インフォメーション)。初期登録料は735円、月会費525円、利用料は開始30分までは無料、以降1時間100円。コギコギホームページなどで登録可能。