表参道に9月、「Gallery219(ギャラリーニイク)」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3479-2775)がオープンした。
45年以上新橋で居酒屋「鈴芳」を夫婦で切り盛りしていた砂見眞紀さんとスタッフとして働いていた娘の大畠菜緒さんが、貸し出していた自宅の一部を改装し開いた同ギャラリー。居酒屋で出会う人の中にアーティストや物作りなどに携わっている人が多かったことから、オープンを決めた。砂見さんと孫(大畠さんの娘)がウサギ年であることなどからロゴはウサギをあしらい、店名は同所の住所や「ギャラリーに行く」の語呂合わせから命名した。
面積は約4坪。ホワイトキューブの空間に木目をアクセントで取り入れた。カフェ機能も備える店内には最大10席を用意。カフェでは紅茶(300円)やキャラメルチャイ(400円)、アイスコーヒー(300円)、カフェオレ(320円)、マロンケーキ、ブラウニークッキー(各120円)などを提供する。
オープニング記念して半年間にわたり展開するシリーズ企画展「ZOOLOGY『彼と、彼女を、めぐる動物学』」を開催。第1弾として現在、画家・遠山敦さんの作品11点を展示している。今月16日まで。第2弾はプロダクトデザインチームmishim(同月19日~2012年1月31日)、第3弾は参加型アートプロジェクト「LIBRO por MIELO」(2012年2月上旬~)を予定。
「出会いでオープンすることができたので、アートを中心に、それこそ0歳~100歳までが交流できる場所になれば。そして、良いものを紹介していきたい」と大畠さん。砂見さんは「来る人の中にもアーティストの方がいるので、つながりがうまれたら。私もアートには詳しくないので、敷居をすごく低く、一緒に感じましょう」とも。
開催時間は11時~19時。木曜定休。入場無料。