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作家14人の岡本太郎オマージュ作品展「TARO LOVE」-西武渋谷店

岡本太郎の「河童像」と鴻池朋子さんの6本足のオオカミのオブジェ「惑星はしばらく雪に覆われる」

岡本太郎の「河童像」と鴻池朋子さんの6本足のオオカミのオブジェ「惑星はしばらく雪に覆われる」

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 西武渋谷店(渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-0111)で現在、岡本太郎生誕100年記念事業「TARO100祭」の一環として「TARO LOVE展」が開催されている。

大巻伸嗣さんの大規模インスタレーション「Flotage」

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 岡本太郎と「共通」または岡本太郎を超える「元気」が感じられる作家に声を掛け、選抜した現代アート作家14人による、岡本太郎へのオマージュ「TARO LOVE」を表現する同展。岡本太郎の作品3点を含め計17点の作品を館内に展示している。

 A館1階ショーウインドーには岡本太郎の「クリマ」を、エントランスには、チームラボの映像作品「空書」シリーズで、書家・紫舟さんが書いた「生」の文字を狩野山雪の「老梅図」で描かれた梅の木に見立てた3Dアニメーション「生命は生命の力で生きている」を、それぞれ展示。

 同館7階特設会場には、岡本太郎の「河童像」の対面に鴻池朋子さんの6本足のオオカミのオブジェ「惑星はしばらく雪に覆われる」を展示しているほか、会田誠さんの絵画「はじめまして筆」、岡本太郎現代芸術大賞(TARO賞)受賞アーティストでもある風間サチコさんの「黒い花電車-僕の代」などアーティスト10人の作品を展示。山口晃さんは「山愚痴屋澱エンナーレ」と題し、普段の作品制作の中で「ふと湧いた、自作としては位置付けしにくい」アイデア作品10点を展示している。

 B館1階パブリックスペースでは、館内の柱も使った大巻伸嗣さんの大規模インスタレーション「Flotage」を展示するほか、同館5階ネクストスペースには「TARO賞」受賞アーティストでもある若木くるみさんの「糸巻きし腕(腕相撲より)」を展示。同館1階エントランスとA館1階・井の頭通り側のエントランスには、岡本太郎の一対であり対極のオブジェ「赤い手」「青い手」を1体ずつ配している。

 営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで、最終日は17時まで)。入場料は7階催事場のみ一般500円、高校生以下無料ほか。11月6日まで。

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