渋谷区は現在、渋谷公会堂(渋谷区宇田川町)のネーミングライツスポンサー企業を募集している。
東京オリンピックの重量挙げ会場として1964(昭和39)年に開設され、多目的ホールとして長年親しまれてきた渋谷公会堂。2006年、新たな収入源確保などを目的に渋谷区初の試みとして命名権を導入。権利を取得した電通(港区)が大手飲料メーカーのサントリーに権利を転売し、同社の炭酸飲料「C.C.Lemon」の商品名を付けた「渋谷C.C.Lemonホール」として運営されてきた。
今年9月30日で「渋谷C.C.Lemonホール」の命名権が終了したため、新たなスポンサーを募集。対象となるのは自らがスポンサーになる企業またはネーミングライツを企業にリセールすることができる広告代理店を含む法人。
応募の際には、申込書のほか、地域貢献や文化事業などの社会貢献事業の実績、同公会堂を活用した社会光景事案の提案などの提出が必要になる。具体的な契約金(税別)や希望名称も併せて提示。契約期間は5年。
応募受け付けは今月13日まで。詳しくは同区企画部文化振興課まで。