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岡本太郎記念館で「TARO」賞受賞作家展-作品「指彫刻」展示など

「指彫刻」を公開制作するオル太のメンバーたち。写真提供=岡本太郎記念館

「指彫刻」を公開制作するオル太のメンバーたち。写真提供=岡本太郎記念館

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 岡本太郎記念館(港区南青山6、TEL 03-3406-0801)で9月28日から、第14回岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO」賞)」受賞者作家展が開催される。

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 1996年岡本太郎が亡くなった直後に創設された「岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年に現『岡本太郎現代芸術賞』に改称、通称「TARO賞」)」は、岡本太郎記念現代芸術振興財団(同)と川崎市岡本太郎美術館(川崎市)が主催する「彼(=岡本太郎)の遺志を継ぎ、『時代を創造する者は誰か』を問うため」の賞。

 今年、同「岡本太郎賞」を受賞したのは11人から成るアーティスト集団「オル太」。メンバー全員が1980年代生まれ、多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻出身で、2009年3月に結成した。今回、今月23日~25日にメンバーの8人が指の立体を使って公開制作した彫刻作品「指彫刻」のほか、公開制作中の様子を収めた映像をインスタレーションとして展示する。10月3日まで。

 10月5日~17日は、同「岡本敏子賞」を受賞したアーティスト・望月敏孝さんの「まねびおに」を展示。同作品は、インスタレーションにより「何でもすぐに吸収する子どもが自分を脅威するイメージを体現した遊び」を表現する。

 開館時間は10時~18時(入館は30分前まで)。入館料は一般600円、小学生300円ほか。火曜休館(火曜が祝日の場合は開館)。

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