東急電鉄(渋谷区南平台町)と東急百貨店(道玄坂2)は10月8日、オリジナルプラレール「東急電鉄 5000系 田園都市線」を発売する。
「プラレール」はタカラトミー(葛飾区)が発売する鉄道玩具。新幹線や各地の鉄道車両モデル累計約900種類が製造・販売されている。今回、現在田園都市線で使用している「5000系」車両を商品化。2001年に、「東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線 相互直通運転開始1周年記念 3社・局共同企画」で製作した「東急目黒線3000系」以来10年ぶりとなる商品で、東急線車両では初めてのオリジナルモデルとなる。
「東急5000系」は、「人と環境に優しい車両」として2002年5月に登場。JR東日本と東急車両製造(横浜市金沢区)が共同開発した通勤型量産車両「E231系」をベースに、ホームと車両の出入り口の段差縮小化などバリアフリー化を図ると共に、東急線の車両として初めてドア上部に停車駅や乗り換え案内を表示する液晶ディスプレーを設置するなど利便性の向上も図った。現在、田園都市線のほか東横線、目黒線でも使われている。
「東急電鉄 5000系 田園都市線」は、東急百貨店本店(道玄坂2)、東横店(渋谷2)などの東急百貨店各店と、10月に日比谷公園で開催される「鉄道フェスティバル」で販売。初回数量は1万2000個。価格は2,401円。