CCC、代官山「次世代TSUTAYA」の概要明らかに-11月開業へ

書店、カフェ・バーなどが入る「次世代TSUTAYA」施設(イメージ)。11月下旬開業予定

書店、カフェ・バーなどが入る「次世代TSUTAYA」施設(イメージ)。11月下旬開業予定

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 「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区恵比寿南3)は、代官山・旧山手通り沿いに今秋開業予定の「次世代TSUTAYA」施設「代官山プロジェクト」について、書店、飲食店などが入る中核施設の概要を明らかにした。

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 同プロジェクトは、これまで主に若年層をメーンターゲットとしてきた同社が、「大人」向けに「新しい大人文化や、都心でのライフスタイル」を提案することを目的に進めてきた新事業。総面積3,000坪を超える敷地内には、レストランやショップなどのテナントのほか、3棟から成る次世代TSUTAYA施設を出店。このほど、開業スタッフの募集と同時に、施設の概要を公開した。

 施設名は「蔦屋(つたや)書店」。書店をはじめ、カフェ・バーやカメラ店、コンビニエンスストア、スターバックスがそれぞれ出店する。全3棟の建物は、中央が2階建て、両サイドが各3階建てで、設計は「クライン・ダイサム・アーキテクツ(KDa)」と、「天王洲アイル」などのまちづくりを手掛けてきた「アール・アイ・エー(RIA)」が共同で担当する。

 書店で扱うのは、アート・建築・人文・文学(児童文学含む)・料理・和洋雑誌や各国のガイドブックなどの各種書籍をはじめ、「国内で最大、最良の品ぞろえを実現する」(同社)という映像関連、レンタル、販売ともに展開する音楽関連商品。各コーナーでは専門知識に長けた「コンシェルジュ」が接客する。

 カフェ・バーでは、利用シーンや時間帯に応じて料理やドリンクに変化を持たせる「新しい楽しみ方」を提案。カメラ店は、デジタルプリントをはじめ、加工・変換やフォトブック作成などのサービスに加え、カメラや関連機器の販売も行う。

 このほか、スターバックス、50代以上の「大人世代」もターゲットに据える「ワンランク上」のコンビニがそれぞれ出店。そのほかのテナントについては今後明らかにしていく。

 施設は11月下旬に開業予定。

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