代々木公園・野外音楽堂周辺で7月21日より、独ミュンヘンで行われるビールの祭典「オクトーバーフェスト」を再現した野外イベント「代々木オクトーバーフェスト 2011」が開催される。
ミュンヘン市内の醸造会社による「ビールテント」をはじめ、広大な敷地内に屋台や特設アトラクションなどが並び、毎年10月の開催時には約650万人が来場者するオクトーバーフェスト。日本では仙台、横浜、名古屋などで開かれ、都内では日比谷公園で毎年5月に開かれるイベントも6年目に。代々木公園での開催は今回が初となる。
出店するのは、ビール、ワインを扱う飲食ブース5店と、ソーセージやピクルスなどを提供する飲食ブース4店。麦芽、ホップ、水、酵母以外の使用を禁止するドイツビールは、副原料を使わない「ピュアな味わい」が特徴。王室が独占的に醸造を行い400年前から造られる伝統的なヴァイス(白)ビール「ミュンヘナー ヴァイスビール」や、麦芽を乾燥させる際にスモークした独特な香りが特徴の「ラオホ」などのドイツビールをはじめ、「ハッカープショール」社からは今年、たる生ヴァイスビール「ヘーフェヴァイスビア」が日本初上陸。
ほかに、チョコレートのような風味が特徴のロンドン発祥黒ビール「ブラウンポーター」などの欧州ビールや、独・醸ワインメーカー「ヤコブゲアハルト」のワインを扱う試飲・販売ブースも。
ソーセージ盛り合わせなどを提供する4店のほか、会場周辺では震災復興イベント「代々木フェスタ」を同時開催し、「気仙沼ホルモン」など東北地方のB級グルメ4種を販売。同フェスでは、東北の地酒約60銘柄も取りそろえる。
期間中、ドイツ音楽のステージパフォーマンスも展開。イベントの売り上げの一部を義援金として日本赤十字社を通じ寄付する。
開催時間は10時30分~21時(21日は16時~)。入場無料。今月25日まで。