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原宿に中南米テーマのカフェバー「マルディマーレ」-Wi-Fi完備、ノマド対応も

「海辺のバー」をコンセプトにした店内には海の写真を掲出するほか天井からは「たこつぼ」をつるしている

「海辺のバー」をコンセプトにした店内には海の写真を掲出するほか天井からは「たこつぼ」をつるしている

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 ブラジルを中心とした中南米系の料理などを提供するカフェバー「mal di mare(マルディマーレ)(渋谷区神宮前3、TEL 03-6804-6706)が原宿にオープンして2カ月がたった。

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 音楽と海が好きなオーナー杉田さくら子さんが開業した同店。ブラジルを中心とした中南米や海をテーマに、海鮮料理やラム酒、黒糖焼酎に力を入れる。「音楽好き、酒好きがいて、アットホームでディープな夜の雰囲気が気に入っている」(杉田さん)ことから、原宿エリアへ出店した。

 店舗面積約12坪。席数は20席ほどを用意。「海辺のバー」をコンセプトに、店内はしっくいをイメージした白系を基調に、壁面には海の写真を掲出。天井からは「たこつぼ」をつるすなど、随所に「海を感じさせる」アイテムをディスプレー。テーブルや椅子は木目調のものを使用。店内のBGMはブラジルなど中南米の音楽を中心に流す。

 ランチには、杉田さんがブラジルで「はまった」という、エビや白身魚をココナツミルク、トマトで煮込んだ「ムケッカ(ブラジル風魚介カレー)」、「自家製ジェノベーゼのバジルチキン定食」(各900円、サラダ・スープ付き・ライス大盛り無料)などを提供。ディナーは、ヤシの芽をスライスして出す「パルミット」(500円)などブラジル料理のほか、杉田さんが住む鎌倉の名産でもあるシラスを使った「シチリア風レモンとしらすのサラダ」(800円)や、「鶏肉と大根のはちみつ赤ワインソースがけ」(1,200円)などをそろえる。

 ドリンクは、ライムを多く使い「イピオカゴールド」で割るブラジルのカクテル「カイピリーニャ」(850円)や、白いラムで希少性の高い「ペール・ラバ・ブラン(旧ラベル)」、「ペール・ラバ8y」、「ロンサカパ・センテナリオ 23y」(850円)などのラム酒をはじめ、「イピオカゴールド」(700円)、「イピオカオウロ」(750円)などブラジルの地酒「カサーシャ」、「まーらん舟」(2008=800円、2010=850円)などの黒糖焼酎などを用意する。客単価は、ランチ=1,000円ほど、ディナー=3,000円ほど。

 店内ではイベントも開き、7月15日~8月末には「海フォトグラファー」むらいさちさんの写真展を開催。7月18日にはむらいさんのトーク・ウクレレイベント、23日にはブラジリアンギタリスト中西文彦さんのライブなどを予定する。

 現在の来店客の男女比は7対3程度で、ランチには近隣で働くビジネスマンやOL、休日には20代の若者、夜は20~50代など、幅広い来店があるという。「1軒目としてしっかりと食事もお酒も提供できるほか、夜は2軒目3軒目のバーとしても使っていただける。都会で海を感じられる店を目指している」と杉田さん。

 営業時間は11時30分~23時(ランチは15時まで、ディナーは18時から)。日曜定休。Wi-Fi完備、電源無料でノマドワーカーにも対応するほか、ペット同伴の来店も可能。

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