東京都写真美術館では9月21日より、「江戸開府400年記念事業」の一環として映像工夫館展「江戸の写し絵-幻影のメディア・テクノロジー」を地下映像展示室で開催する。同展は写し絵や影絵などの作品や資料を、江戸の日常生活から東京の都市生活に至るる映像体験として紹介し、その造形的な面白さ、文化としての広がりを考えるもの。会場では、日本・海外の幻燈・影絵など歴史的映像装置、伊藤有壱、森野和馬、T.ヴァリツキーによるアニメーションやシルエットCG作品、映像メディア作品や体験型インスタレーションなどを展示する。入場料は一般500円、学生400円。10月19日まで。東京都写真美術館