表参道のケヤキ並木周辺地域一帯で6月17日、「100万人のキャンドルナイト」の一環として「candle night@OMOTESANDO-Eco Avenue」が開催される。
今年で11回目となるキャンドルナイト。街角でのインスタレーションやカフェ・レストランでのキャンドルによる演出など、武蔵野美術大学や多摩美術大学、東京造形大学、女子美術大学、桑沢デザイン研究所など東京近郊の美大生とのコラボレーションを通じて消灯を呼び掛ける。
今年は東日本大震災を受け、「チャリティー・キャンドルナイト」として「被災者に送ろうキャンドルの暖かさ」をテーマに展開。当日は募金活動を行うほか、結婚式場などで一度使われた「廃キャンドル」を使って学生たち作ったキャンドル(300円~)を販売し、売り上げは日本赤十字社に寄付する。
キャットストリートや表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)の水景・貫通通路、日本看護協会(神宮前5)大階段などではキャンドル・インスタレーションを実施。LEDとキャンドルを使った昨年に対し、今年はキャンドルのみでインスタレーションを行う予定。表参道ヒルズは例年通り、館内の減灯や長さ250メートルのLEDブライトアップウオールの消灯も行う。
ほかにも、神宮前小学校の児童らが手作りのあんどんを持って表参道をパレード(19時~20時)するほか、表参道ヒルズ内の店舗や「京橋千疋屋原宿店」(神宮前1)、カフェ「montoak」(神宮前6)など8店の飲食店で、美大生が作ったキャンドルをともして営業する。
開催時間は20時~22時。荒天の場合は18日に延期。