TOHOシネマズ（千代田区）は6月1日、渋谷・道玄坂「渋東シネタワー」（渋谷区道玄坂2）を「TOHOシネマズ渋谷」としてリニューアルすることを発表した。

　SHIBUYA109向かいの道玄坂沿いに位置し、1991年以前は「渋谷東宝」の名で親しまれていた同ビル。ビル内に渋東シネタワー1～4の4館の映画館を展開し、渋東シネタワー1・2は2月からリニューアル工事のため一時閉館中。渋東シネタワー3・4は引き続き営業している。

　リニューアルに伴い全スクリーンにデジタルプロジェクターを導入し、「鮮明で迫力のある映像」を提供するほか、3D対応スクリーンを3スクリーン（12月時点では4スクリーン）設ける。サービス面では、パソコンや携帯電話から座席指定チケットを購入できる「vit」、同社系列の映画館での映画鑑賞でポイントがたまる「シネマイレージ」を導入。チケットの購入やインターネットで購入済みのチケットを発券できる自動券売機も設置する。

　第1期リニューアルとして7月15日に4スクリーンを、第2期リニューアルとして12月に2スクリーンをそれぞれオープン。全6スクリーンで約1,200席のシネマコンプレックスとなる。

　オープニングでは、「ハリーポッターと死の秘宝PART2」（7月15日～）やスタジオジブリの新作アニメーション「コクリコ坂から」（同16日～）などを上映する。