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代官山に英「キャス・キッドソン」旗艦店-日本代理店サンエー・インターに

日本限定商品も含むフルラインを展開する店内。今後はライセンス商品なども販売予定

日本限定商品も含むフルラインを展開する店内。今後はライセンス商品なども販売予定

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 ラフェンテ代官山(渋谷区猿楽町)に3月25日、英人気ブランド「Cath Kidston(キャス・キッドソン)」のフラッグシップショップ「キャス・キッドソン代官山店」(TEL 03-3461-2620)がオープンした。運営はサンエー・インターナショナル(世田谷区)。

淡い水色に赤のサインが特徴的な外観

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 旗艦店に位置付ける同店は「自己のライフスタイルのあり方を意識する」ヤングファミリー層に発信するため、代官山エリアに出店。場所は同施設1階路面で、店舗面積は80坪。店内は生活シーンをカテゴリー分けして、「自分の部屋」のように演出した。

 国内限定商品として、「ロンドン柄」を使用したメッセンジャーバッグ「Washed Messenger Bag」(9,240円)、「Mini Satchel Bag」(6,090円)を扱うほか、オープン記念商品として、シリアルナンバー入りで、店舗によりカラーが異なるトートバッグにカットソーが入ったセット(代官山店はベージュ、1万3,650円、限定100個)を販売する。

 店内ではフルラインを展開。各アイテムの中心価格は、バッグ=5,800円、アクセサリー=1,100円、キッチンアイテム=2,600円、バスアイテム=1,200円、トラベル用品=1,700円、コスメ=3,600円、レイングッズ=5,600円、キッズ&ベビー=2,200円ほか。

 1992年に設立した同ブランドは、2002年からユナイテッドアローズ(神宮前2、以下UA)が各直営店で販売を開始。2006年からはUAが総輸入代理店の兼松繊維(品川区)からPR代行業務を受託し、同9月には代官山に国内初の単独店(猿楽町)を出店した。昨年4月に英キャス・キッドソン社の主要株主異動による資本構成変更を受け、同社との従来の合意事項に変更が生じたことから、店舗運営の終了が決定。

 同12月にサンエー・インターナショナルが輸入販売権・ライセンス権を取得し、店舗展開を開始。ファッションビルやショッピングセンターを中心に出店を進める予定で、3年目には27店舗、年間売上高は50億円程度をそれぞれ目標にするほか、来年の春夏シーズンから輸入販売事業を、秋冬シーズンからライセンス事業を開始予定で、ルームウエアなどを展開する予定。

 「バッグやアクセサリーのみにとらわれず、本来の意味でのライフスタイルブランドであることを発信していきたい」と同社キャス・キッドソンPR担当の加藤智春さん。初年度売り上げ目標は3億円。

 営業時間は11時~20時。

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