11日から断続的に発生している地震の影響で運転を見合わせていたJR山手線が、内回りに限り運転を再開した。
JR恵比寿駅には、報道などで「午前8時ごろ運転再開の見込み」の情報が早朝から流れたことを受け続々と人が集まったが、再開が遅れていることを伝えるアナウンスが繰り返し流された。9時19分、2番線ホームに到着していた「品川・東京方面」行きの山手線が発車。その後、渋谷方面から到着した列車も徐行運転で入線した。
ホームでは、安全運転のため徐行運転を行うことと、各駅に長時間停車する可能性があることを繰り返しアナウンスしている。1番線ホームでは「渋谷・新宿方面」行きを待つ乗客の姿がある。
渋谷に乗り入れる東急線は一部路線で通常本数より少なく運行しているほか、京王井の頭線は30~40分間隔で運行。東京メトロでは、銀座線が通常の7割程度、半蔵門線が5割程度、副都心線が6割程度の運行となっている。