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渋谷・松濤にレストランバー「サラヴァ東京」-仏老舗レーベル社長が開く

音楽ライブやダンス、映画などジャンルフリーなイベントを開催する「SARAVAH東京」内観

音楽ライブやダンス、映画などジャンルフリーなイベントを開催する「SARAVAH東京」内観

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 渋谷・松濤に2月18日、ライブスペースを併設したレストランバー「SARAVAH(サラヴァ)東京」(渋谷区松濤1、TEL 03-6427-8886)がオープンした。

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 10年ほど前から東京で「良い音楽と人、年齢やジャンルなど垣根を取り払った交流ができる場所を作りたい」と考えていたフランスの老舗インディーズレーベル「SARAVAH」を主宰するピエール・バルーさんと店主の潮田あつこバルーさんが開店。出店先を探す中、「廃虚」となっていた松濤の「渋谷クロスロードビル」に「一目ぼれ」したという。

 店はビルの地下1階で、店舗面積は150平方メートル。席数は60席を用意。「良い音が響くように」とムクノキのフローリングにしたほか、コンテンツに応じて装飾できるように内装はシンプルに仕上げ、紫色をアクセントに取り入れた。イベントは、各種音楽ライブをはじめ、文芸、映画、ダンス、討論会などジャンルフリーで開催する。

 メニューは、アンチョビポテトフライ(600円)やクロックムッシュ、キーマカレー(以上800円)などフレンチベースの料理を提供。アルコール類は、生ビール(600円)、グラスワイン(600円~)、カクテル各種(700円~)、オーガニックワイン(ボトル、3,500円~)などをそろえる。客単価は3,000円。

 当初は「新宿で出店先を探していた」という瀬田さんは「渋谷は若すぎると考えていたが、東京の中でも世界で最も注目される街で世界中の人が集まる。中でも、松濤はギャラリーなどもあり文化的で静かな場所」と話す。「ジャンルフリーに芸術・文化を発信し、『面白いもの、新しいものが見つかる』と思っていただけるような店にしていきたい」とも。

 ビルは今回、潮田さんが社長を務めイベントの企画・制作・運営などを手掛けるラミュゼの監修でリノベーションが行われた。同ビル7階に、同社とミュージシャンの活動のサポートなどを行うNPO法人「ミュージック・クリエイターズ・エージェント」設立準備委員会がオフィスを構える。

 営業時間は19時~24時。

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