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青山ラ・ポルトに仏雑貨ブランド「ミニラボ」-世界初のオンリーショップ

ピンクや水色を基調にした「ミニラボ ラトリエ 青山」の店内。写真左から、ソフィーさん、キャロリーヌさん、セリーヌさん

ピンクや水色を基調にした「ミニラボ ラトリエ 青山」の店内。写真左から、ソフィーさん、キャロリーヌさん、セリーヌさん

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 青山通り沿いの商業施設「ラ・ポルト青山」(渋谷区神宮前5)に2月27日、パリ発インテリア雑貨ブランド「mini labo(ミニラボ)」の世界初となるオンリーショップ「mini labo l’atelier aoyama(ミニラボ ラトリエ 青山)(TEL 03-3498-2195)がオープンする。経営は千趣会(大阪市北区)。

2階では今春立ち上げたマタニティー・ベビーアイテムなどを扱う

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 「ミニラボ」は、デザイナーのキャロリーヌさん、セリーヌさんと経営等を担当するソフィーさんの女性3人が2004年に結成したクリエーティブユニット。「大人のカワイイ」をテーマに、インテリア雑貨やウエア、食器などのアイテムを展開。フランスを中心にヨーロッパ圏内100店舗以上に商品を卸しているほか、国内では同社が手掛ける通販サービス「ベルメゾン」で2006年より取り扱いを開始。2008年にアジア圏内独占ライセンス契約を締結し、オリジナル商品の開発を強化してきた。

 昨年、表参道や銀座など4カ所で展開した期間限定店での「好調な手応え」や顧客の声などを踏まえ、オンリーショップの出店を決めた。

 店舗面積は1階・2階を合わせて約35坪。店内は仏マレ地区に多いというカラフルな壁を取り入れ、ピンクや水色の壁面を基調にしたほか、同社のカタログで扱う家具をベージュにペイントして什器に使用。2階へつながる階段の壁面にはエッフェル塔の柄を掲出し、各所のサインをフランス語で表記するなど「パリを感じることができる」空間に仕上げた。

 フロア構成は、1階がキッチン雑貨やバッグ・アクセサリー類、ショップ限定商品、2階が主力商品のベッドッカバーやルームウエア、インナーのほか、今春立ち上げたマタニティー、ベビーアイテムなど。

 展開商品は約500アイテム。袖や前身頃にフリルをあしらったベビー服「半袖ショートオール」(1,480円、70~90センチ)や、配色や花びら、小鳥のボディーなどにも模様をあしらった「掛けふとんカバー」(2,990円~4,990円)、「PAPILLIO/BIRKENSTOCK JAPAN(パピリオ ビルケンシュトック ジャパン)」とのコラボ商品で、花とチョウをプリントし「春らしさ」を演出した「フランクフルト」(1万2,600円、3月上旬より販売開始予定)などを扱うほか、オープン記念として、同じ柄のシュシュ(500円)やヘアバンド(1,000円)、ポストカード(150円)、エッフェル塔や小鳥のシルエットが特徴のモビール(2,990円)などの同店限定商品約50アイテムをそろえる。

 ほかにも、「スージー」「エマ」「ルー」という名前が付いたフランス人形や色紙などをコラージュして作ったアートフレーム(6種)、アップリケをあしらったアートボードなど、ハンドメードによる一点物もそろえる。

 「ここにいられることが幸せ」「店もブランドのイメージぴったりでうれしい」と、オープンに合わせ来日したミニラボの3人。「初のリアルショップを東京にオープンできて感動。(表参道は)東京の中でも一番好きな場所」とし、「(商品を)手に取って、迷ったり気に入ったりしていただけば」と話す。

 同社ライフスタイル企画2チーム・ブランディングリーダーの鎌谷賢太郎さんは「青山という立地なので、売り上げだけでなく発信力を生かし認知向上などにつなげていきたい。(当店を)基軸に店舗展開などを含めてブランディングしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~20時。カタログ通販など含め今年度の売り上げは13億円弱を見込む。

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