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渋谷・バナナ自販機に「東京マラソン公認バナナ」-朝練需要など見込む

「走る」デザインになったドールくんのビジュアルを掲出し「東京マラソン仕様」になったバナナ自販機

「走る」デザインになったドールくんのビジュアルを掲出し「東京マラソン仕様」になったバナナ自販機

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 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線渋谷駅に直結するビルの地下に設置されている「バナナ自動販売機」で2月9日、「東京マラソン2011 公認バナナ」の販売が始まった。

ボビーバナナとともに「東京マラソン2011 公認バナナ」を販売

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 バナナの品種は通常の品種に比べ「クエン酸が多く含まれ甘酸っぱい」のが特徴で、「スポーツ時の疲労回復・栄養補給に適している」という「スポーツバナナ ラカタン」。今月27日に開催される東京マラソンを前に、2009年から同大会の走行コースに給食ポイントを設けバナナを配布しているドール(千代田区)が企画した。

 同社では同バナナをスポーツ用品専門店「アートスポーツ渋谷店」(桜丘町)などでも期間限定で販売。「スーパーが少なく、ラカタンを扱っている店もなかった」(同社マーケティング部の大滝尋美さん)ことから、同自販機での販売を決めた。

 バナナは、「東京マラソン公認バナナ」としてフィリピン南部ミンダナオ島の農園で生育。同社がフルマラソン経験者400人を対象にアンケート調査を行い、「ランナーが好きな歌」1位になったZARDの「負けないで」などを聞かせる「聴育」を行うなど、国内到着後に追熟させる際、「さらに東京マラソン仕様にしている」という。

 ラカタンは、普段自販機で販売している「ボビーバナナ」より細く、自販機の規格に合わないことから房売りのみで、自販機の最下部に並べた。価格は1房(5本~8本=約500グラム)390円。自販機の外観デザインは期間限定で「東京マラソン仕様」に。ドールバナナのキャラクター「ボビーくん」が走るマラソン仕様のステッカーなどを掲出する。

 大滝さんは「(東京マラソンで渋谷は走らないが)朝練に向かうような学生さんが購入する姿も見かけた。マラソンだけでなく幅広くスポーツをする方に食べていただければ」と話す。

 自販機は昨年6月に設置され、販売開始から今年1月までに9,000本以上のバナナを販売しているという。「東京マラソン2011 公認バナナ」の販売は3月4日まで。

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