1月2日に初売りを迎えた「SHIBUYA109」の当日の売り上げが4億3,000万円を記録し、1日の総入館者数は6万5,000人だったことが分かった。
これまでで最も早い6時45分に営業を開始した今年の初売り。当日、オープンまでに並んだのは約5,000人で、通常の営業開始時間である10時には約1万2,000人が行列を作った。一時全面オープンしたが、その後再び行列ができたことから入場規制を行い、最終的に18時30分に入場規制を解除した。
この日の総入館者数は昨年同様約6万5,000人だったが、総売り上げは4億3,000万円と前年比110%を記録。ブランド別売り上げでは、人気ブランド「セシルマクビー」がトップだったほか、1階「ダイヤ」、5階「リズリサ」やタレント若槻千夏さんがデザイン・プロデュースを手がける8階「ダブル・シー」などが好調だったという。
同館広報担当の喜多将造さんは「初めて実施した『SHIBUYA109』限定福袋もさることながら、20数年ぶりに実施したTVCFの効果なのでは」と分析。「一番の違いは行列のできる早さだった。5時の時点で例年の3~4倍くらい多く並んでいるようだった」と振り返る。