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原宿で「ジャンル横断型」フェス-音楽、映像など気鋭アーティスト10組

「イノベーティブ」をテーマに10組のアーティストが参加する「HARAJUKU PERFORMANCE+2010」(写真=昨年の様子)

「イノベーティブ」をテーマに10組のアーティストが参加する「HARAJUKU PERFORMANCE+2010」(写真=昨年の様子)

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 ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)6階「ラフォーレミュージアム」で12月22日・23日、アートや音楽など「ジャンル横断型」パフォーマンス・フェスティバル「HARAJUKU PERFORMANCE +2010」が開催される。

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 同フェスは、ダンスや音楽、演劇、映像などさまざまなジャンルのアーティストによる「クリエーティブ・シーンの最前線」を紹介するイベントとして2007年に初開催。過去3回の来場者数は6,000人近くに上る。企画・制作は、森ビルグループでイベントやアート展などの企画・運営を手掛けるラップネット(港区)と日本パフォーマンス/アート研究所。

 4回目となる今年は「イノベーティブ」をテーマに10組のアーティストが参加。2日間にわたり、「最新テクノロジー」を使ったアーティストと「プリミィティブな表現にこだわる」アーティストが登場する。

 22日には、昨年「文化庁メディア芸術祭」アート部門で優秀賞を受賞した和田永さんら5人のアーティストが結成し、旧式のテープレコーダーを複数台用いて合奏を行う「Open Reel Ensemble」らが登場。和田さんは中古のテレビモニターを楽器に組み替えてパフォーマンスするソロ・プロジェクト「Braun Tube Jazz Project」としても参加する。ほかに、アーティストの野宮真貴さん、ドイツ・ベルリン在住の音楽家AOKI takamasaさんらがパフォーマンスを行う。

 23日に登場するのは、ロンドンを拠点に各国のアーティストとプロジェクトを展開するスティーブ・ジャンセンさんと写真家・映像作家の伊瀬聖子さん、音楽家の渋谷慶一郎さんと東京大学教授・池上高志さんの各ユニットをはじめ、「アルスエレクトロニカ2010」デジタル・ミュージック部門で最優秀賞を受賞した映像・音響アーティストの黒川良一さんなど。

 「一見相反する表現に向かうアーティストのように見えるが、『混然一体』となった表現活動が盛り上がりを見せ始めているのでは。ここに焦点を当てることで、最新のクリエーティブ・シーンの潮流が見えてくるはず」とラップネット担当者。

 開催時間は、22日=19時30分~、23日=19時~(両日とも開場は開始30分前)。入場料は、前売り=3,500円、当日=4,000円。

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