渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1・地下1階「ロゴスギャラリー」(TEL 03-3496-1287)で現在、企画展「被写体(ドール)-モデル“momoko DOLL”-」が開催されている。
2001年にインディーズ・ドールとして「デビュー」したmomoko。「代官山や青山、原宿を歩いている日本人の女の子」をモデルに作られた6分の1スケールの人形で、CMやアーティストのプロモーションビデオなどにも「出演」。2005年にキャラクター商品の企画・製造・販売などを手がけるセキグチ(葛飾区)が発売し「メジャーデビュー」。「大人の女性向け」ファッションドールとして、20~30代の女性を中心に人気を集めている。
同所での展覧会は2003年の初開催以来6回目。momokoを被写体に撮影した写真をブログなどにアップする人が近年増えていることから、会場には6分の1スケールの部屋や森の模型、1分の1スケールのアンティークなど10か所以上の撮影スペースを用意。持参したmomokoで撮影できるようにしたほか、撮影用にmomoko、レフ板、ドールスタンドの貸し出しも行う。
ランダムウエーブのロングヘアが特徴の「Fall in Wild Love」(1万3,440円)や、ホームウエアモデルの「さらさらちゃん」「もふもふちゃん」(各1万9,000円)など11月中旬発売予定のコレクションを先行販売するほか、オンラインサイト「STOCマーケット」で販売しているシューズや小物各種、ボディー各種(小麦肌・ナチュラル肌・色白肌、各2,520円)、すでに完売しているコレクションなども販売する。来夏発売予定のCCSコレクション2011年春夏シリーズ「ETERNAL SWEET HONEY」(2万9,000円)のサンプル展示・受注受け付けや「10周年記念momoko」4体のサンプル展示も。
「渋谷周辺エリアで生まれた人形なので、『地元』で開くことにはこだわりがある」とmomoko「マネジャー」の仁藤穣さん。「写真の対象として優れていることを感じていただけるよう、実際に撮影してみていただければ」とも。
13日には、「ETERNAL SWEET HONEY」のサンプルを手にとって撮影することができるイベントも開く。
営業時間は10時~21時(最終日は17時まで)。入場無料。今月15日まで。