恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)で11月3日、同施設恒例の冬企画として知られるバカラ製シャンデリアの点灯式が開催される。
「世界最大級」サイズの同シャンデリアは、1994年にバカラ創設230周年を記念し230灯のライトと8,472ピースのクリスタルパーツを使って製作。2005年にはライトを20灯増やし、高さ約5メートル、幅約3メートルの現在の形に。メーン会場となるセンター広場など周辺のライトアップと共に、恵比寿の冬の風物詩として毎年多くの来場者を迎えてきた。
昨年の点灯式では、小学生約20人のチアリーディングを合図に点灯スイッチを押した。今年は、同施設の掲げるコミュニケーションメッセージ「オープン、恵比寿!」にちなみ、「地域や人々とのつながり」に焦点を当て、来街者や「ガーデンプレイスを中心に集まった合唱団」を巻き込んだ1,000人が一斉に合唱する「歌声」を、点灯の合図にするという。
合唱曲は、ベートーベンの交響曲第9番の「よろこびの歌」。現在オフィシャルサイトで「練習用」の音声ファイルをアップしているほか、当日も来場者に歌詞カードを配布し一般参加を呼び掛ける。当日は、管弦楽団「アンサンブル荒川」が演奏し、劇団四季への在籍経験も持つ石井祐華利さんや「第九」のソリストとして経験豊富な小林秀史さんなど4人のオペラ歌手がリードする。
同施設広報担当の太田瑞穂さんは「点灯のスイッチは皆さんの歌。どなたでも参加いただけるので、ぜひお越しいただければ」と来場を呼びかける。
点灯式は16時30分~17時。