渋谷・モヤイ像に「彼女」出現?――SHIBUYA109(渋谷区道玄坂2)前イベントスペースで10月21日、モヤイ像に「恋をした」レプリカ像のキャラクター「モヤ子」が登場、美容家でタレントのIKKOさんとともにモヤイ像に「愛の告白」をした。
イベントは、大手コンタクトレンズメーカーがサポートし、昨年8月に発足した「『輝く瞳』推進委員会」が主催。「かわいい瞳」の白目と黒目のバランスを「黄金比率=1対2対1」とし、参加メンバーの眼科医・李俊哉さんらが公式サイトなどで「瞳に関する情報」を公開。アイドルグループ「AKB48」メンバーの「瞳」を測定するなどの「調査」も展開してきた。
イベントでは、同委員会の活動内容を広める目的で、モヤイ像と同サイズ(高さ約2メートル)で、長い髪にリボンを付けたレプリカ像「モヤ子」を制作。黄金比率「1対2対1」にちなみ13時21分に登場した「モヤ子」は、「新島にいる時からいつも静かに見ていた。石のように。これからも好きでいさせてください」と「愛の告白」。同文面の書かれたはがきを「郵便局員」が受け取った。
待ち合わせスポットのシンボルとしても有名なモヤイ像は、駅を挟んだ南口に。イベント後半で同局員がモヤイからの「返事」を配達すると、「渋谷まで会いに来てくれてありがとう。こんな僕で良かったら付き合って下さい」との文面が読み上げられ、同像を渋谷区に寄贈した新島村「公認」カップルが誕生した。
イベントのテーマ「恋する女の子支援」について、「愛の告白」を間近で見守ったIKKOさんは、「好きな人のために目標を持って努力することが大切。片想いでも恋愛をしていると瞳が輝き出す」と話し、恋する「大切さ」をアピール。「自分も、次の恋愛を今年中になんとかしたい」と意欲を見せた。
愛の告白を終えた「モヤ子」は今月27日まで同所に設置され、期間中はオリジナル絵馬を配布し、願い事を書いた絵馬を特設スペースに「奉納」できる参加企画も。最終日には「奉納式」を開催、絵馬は「縁結びスポット」としても知られる「東京大神宮」(千代田区)に奉納するという。