南青山に8月28日、米高級ブランド「コーチ」のプレジデントでエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターのリード・クラッコフさんが手がけるシグネチャーブランド「REED KRAKOFF(リード クラッコフ)」の旗艦店がオープンした。
同ブランドは、アン・クライン、ラルフローレンなどの著名ブランドでキャリアを積み1996年からコーチに加わりブランドイメージを刷新したクラッコフさんが。2010年秋冬コレクションで発表。アメリカンスポーツウエアの実用性などに加え、フェミニンさを表現したコレクションが特徴で、米国ではニューヨークの若者を中心に支持されている。
日本初となる旗艦店は、「プラダブティック」などが並ぶみゆき通りから1本入った路面にオープン。店名は「REED KRAKOFF青山」(港区南青山5、TEL 03-5464-6050)。店舗面積は77.9坪で、無機質な素材を用いるなど「ハード」な印象とウッドフロアなど「温かみ」のある店舗デザインで仕上げた。
レディ・トゥ・ウエア(既製服)をはじめ、バッグ、シューズ、革小物、サンウエア、ジュエリー、フレグランスなどフルラインを展開。ロゴをあしらったナッパレザーのビッグトート「NAPA RK TOTE」(13万6,500円)やフェース部分をパテント、ヒール部分をウッドで仕上げたパンプス「パテント レザー パンプス」(7万3,500円)、大きな襟や丸みを帯びたフォルムが印象的な「ファーベスト」(24万1,500円)などを扱う。
価格は、レザー=23万5,000円、ニット=15万円ほか。雑貨は、フットウエアが、フラットシューズ=7万円、ブーツ=15万7,000円、ハンドバッグ=12万円、スモールレザーグッズ=4万5,000円、ジュエリー=5万3,000円、ベルト=6万円ほか。
コーチ・ジャパン(港区)のビクター・ルイス社長兼CEOは「2月のニューヨーク・ファッションウイークで好評を博した当ブランドを日本の皆さまにご紹介できることをうれしく思う」とし、「ファッションの発信地である青山にオープンしたフラッグシップストアをはじめ、幅広いカテゴリーを取りそろえたブランドの世界観を多くの日本のお客さまに楽しんでいただきたい」とコメントしている。
営業時間は11時~20時。