飲食店情報サイト運営のぐるなび(千代田区)は7月26日、JR渋谷駅山手線外回りホームにタッチパネル搭載のデジタルサイネージ「ぐるなびボード」を設置した。
飲食店情報の検索ができる端末の設置は今回が初。駅利用者数や飲食店数の多さから渋谷駅への設置を決めた。情報検索に加え、ランキングや「食」に関するコンテンツを表示し認知度アップを図る。
設置したのは、高さ1.9メートル、タッチパネル付きの4面型デジタルサイネージ「マルチファンクションレストランデジタルサイネージ」。渋谷エリアの飲食店検索ができるタッチパネル式モニターに加え、ホーム車両側の46V大型ディスプレーでは「ぐるなび」のページビューを基にしたキーワードランキングや独自のアニメーションで時刻を表示する「ぐるなび時計」などのコンテンツを表示する。
そのほか、星座ごとに「ラッキーメニュー」を表示する「ぐるなび占い」のほか、ツイッターの投稿システムを利用しながら渋谷周辺の飲食店情報の「つぶやき」をマップ上に表示するコンテンツも用意。利用者は飲食店情報の検索をはじめ、タッチデバイスを使い店舗情報を携帯電話で取得することもできる。
今後はNTTドコモなどと協力し、携帯電話と連動したデジタルサイネージの展開や新コンテンツの仕組み作りなどを目指す。