CCC、来春代官山に新商業施設-「次世代TSUTAYA」を展開へ

現在の新商業施設建設予定地の様子

現在の新商業施設建設予定地の様子

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 「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区恵比寿4)は現在、代官山に商業施設を建設する「代官山プロジェクト」を進めている。

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 これまで、「若者」に向け「TSUTAYA」を展開してきた同社だが、同プロジェクトは「大人」をターゲットに、「新しい大人文化や、都心でのライフスタイルの提案」をコンセプトに、NTT都市開発(千代田区)協力の下、展開する。

 同所は、2008年に三井不動産販売(新宿区)が緑化に配慮した駐車場「三井のリパーク代官山フォレスト」を開設した場所。同駐車場は昨年8月末で廃止された。総敷地面積は3,523坪。計画では、3棟・各3階建から成る施設を建設する。

 施設内には、「森の中の図書館」をコンセプトにした「次世代TSUTAYA」を展開。本や音楽、映画を中心に「懐かしの作品」や「ビンテージの貴重な作品」なども取りそろえ、「今触れるべき文化のアーカイブ」を目指した「TSUTAYA」を展開するという。ほかにも、レストランやカフェ、ショップなどのテナントが出店を予定。

 同社広報担当の大城莉さんは「構想は2005年ごろからあり、昨年春からプロジェクト化された」とし、「代官山エリアは都心にありながら近隣地域と比べ閑静で落ち着いたイメージが定着している。洗礼されたオフィスや店舗、居住スペースのバランスも良い。緑も豊かなことから、わたしたちが考えている『普段の生活』とは違う『新しい価値』を提供するのにふさわしいエリアだと思っている」と話す。

 同所は現在、ひまわりガーデン代官山坂実行委員会が主催する地域イベント「ひまわりガーデン代官山坂」の第2会場として、ヒマワリの種植えを終え栽培している。今夏、2,000坪の土地にヒマワリ1万本が咲く予定。8月21日には、同所でライブや映画上映会、英語絵本の読み聞かせなどのイベントを開催する。

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