ステージ企画や展示などを通して環境保全の重要性を紹介する「エコライフ・フェア2010」が6月5日・6日、代々木公園イベント広場・ケヤキ並木で開催される。主催は環境省。
6月5日は、1972(昭和47)年にスウェーデン・ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して国連が定めた「世界環境デー」。日本では1993年に「環境基本法」で同日を「環境の日」と制定。環境省では6月の1カ月間を「環境月間」として、環境保全の重要性を認識し行動のきっかけとするためのさまざまな行事を全国へ呼びかける。
環境月間の代表的行事で、1990年から開催する同フェアは、環境省、地方公共団体、企業やNGOなどが連携して実施する参加型イベント。昨年の来場者数は6万4,764人を記録した。
会場は、展示ブース、フードブース、ライブステージなどで構成。展示ブースでは環境省を中心に、「渋谷区」「東京ガス」など24の企業・団体と、「世界の医療団」「活木活木(いきいき)森ネットワーク」など33のNPO・NGOが参加。「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」づくりをテーマに、各主体の取り組みなどを紹介する。ステージでは、小沢鋭仁環境大臣が参加するTOKYO FMの公開録音トークショーや岡本真夜さんらによる音楽ライブなども予定。
フードブースでは、「ビストロEbitei」(渋谷区恵比寿1)、「ORGANIC IZAKAYA GAYA」(西原3)などオーガニック系の素材を中心とした6店が出店。リユース食器、リユースカップを使用し、来場者が洗浄、返却するディッシュ・リユースシステムも導入する。
開催時間は、5日=11時~17時、6日=10時~17時。入場無料。6万人の来場を見込む。