国内外で活躍するロボット・デザイナー松井龍哉さんが代表を務める「フラワー・ロボティクス社」(渋谷区猿楽町)のリアルショップ「FLOWER SHOP」が現在、キャットストリートのインテリアショップ「hhstyle.com原宿本店」(神宮前6、TEL 03-3400-3434)内に期間限定でオープンしている。
同社は、ベネチア・ビエンナーレへの出展や科学技術振興事業団の研究員としても活躍していたロボット・デザイナーの松井龍哉さんが、「ロボット産業」の創出を目指して2001年に設立。ロボットの企画設計から店舗設計、商業用プロダクトのデザインまでを手がけ、美術館での企画展の開催など独自のアプローチが注目を集める。
FLOWER SHOPは、同社が開発・デザインした製品を販売するオンラインショップ。リアル展開は高知県内のインテリアショップに次いで2度目。ディスプレーに工夫を凝らし「商品をジャンルごとにあちこちに配置するのではなく、同じ思想の下に開発した商品を(並べて)展示することで、一つの世界観を表現している」とフラワー・ショップ事業部の中三川基さん。同スタイルでのリアルショップは、年内に「全国で数店舗の展開を予定する」という。
今回販売するのは、「コクヨS&T」が立ち上げた新規ビジネスアイテムブランド「trystrams(トライストラムス)」で取り扱うプレゼンテーションポインター(4万円)とICレコーダー(1万2千円)の2アイテム。「商品は新規2アイテムに絞り込み、非売品アイテムを並列展示することで、弊社のデザイン観を表現することに重点を置いた」。
営業時間は12時~20時。5月27日まで。