青山通り沿いに5月22日にオープンする「フランフラン ビレッジ」(港区南青山3)内に同日、英情報誌「MONOCLE(モノクル)」のセレクトショップ「THE MONOCLE SHOP TOKYO(モノクル ショップ東京)」(22日以降=TEL 03-5474-8820)がオープンする。経営はMONOCLE(本社=英ロンドン)。
同誌は2007年2月にロンドンで創刊したグローバル情報誌。「モノクル ショップ」は現在、ロンドンと米ロサンゼルスに常設店を構えているほか、パリや香港などで期間限定出店してきた。「モノクル ショップ東京」は世界3店舗目の常設店となる。
同誌編集長のタイラー・ブリュレさんは「2007年の創刊当時から、日本(東京)でのショップ展開を視野に入れていた。ロンドン・LAと常設店をオープンし期間限定店も展開している中で、『東京ではいつ開くのか』という声も多数寄せられていた。今回、(フランフランを展開する)バルスから声をかけていただき、念願だった東京常設店オープンの夢がかなった」と話す。同所については、「東京でショップを出す上で理想的な場所。モノクルのブランドを知っていただく広告塔にもなるのでは」と期待を寄せる。
店舗面積は約3坪。ロンドンのクリエーティブチームが手がけたという店内は、「Cozy(居心地のいい)なスペース」をコンセプトに、「ほのかな香りや壁の色、音楽など気分が心地よくなるような」スペースに仕上げた。
「限定版ポスター」「MONOCLEオリジナルノートブック」などのオリジナル商品のほか、「コム デ ギャルソン」「ポーター」「ハケット」「ギッドマンブラザーズ」「ヒロシツボウチ」などのブランドとのコラボ商品など40種ほどのアイテムを扱う予定の同店。商品例は、「コム デ ギャルソン」とのコラボによる香水「Hinoki」(8,890円)や「キャンドル」(6,850円)、「ヒロシツボウチ」とのコラボによる「スクエアパターンのカーフ」(4万1,000円)、「シカ革」(5万1,000円)ほか。
タイラーさんは「当誌をすでにご存じの日本のファンの皆さまにとっては、当誌の世界観を実体験できる場所として。まだご存じではない方には知っていただけるきっかけになれば」とし、「当店を通じて、世界の最先端をいくブランドと当誌の共演を楽しんでいただくとともに、『モノクルらしさ』も味わっていただけたら」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~22時。