ぬいぐるみ、おもちゃ、廃材などを素材にしたシャンデリアで知られるアーティストKim Songhe(キム・ソンへ)さんの個展「Brilliant day(ブリリアントデイ)」が5月7日より、原宿のクリエーティブスペース「ROCKET(ロケット)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-3499-1003)で始まった。
韓国籍で1982(昭和57)年生まれのソンへさんは、織田デザイン専門学校(中野区)を卒業後にクリエーター活動を開始。「ロマンティックでいてどこか毒のある」作風が特徴で、「DESIGNTIDE」への出展や、アパレルショップのウインドーディスプレーなどで活躍する。
日用的な家具の一つである照明を「もっと楽しいものに」との思いから始めたシャンデリアのシリーズでは、ぬいぐるみやおもちゃなど「不要になったもの」をペンダント部にぎっしりとレイアウト。会場では2点のシャンデリア作品を鉄柱につり下げて設置する。ぬいぐるみ、ままごとセット、ヘアカーラーなどから成る作品は重さ30キロ、高さ160センチに及び、「キムさん本人よりも大きいサイズで見応えがある」(ロケットスタッフの大西さん)という。
そのほか、「FABRICK(ファーブリック)」「ディズニー」「PORTER(ポーター)」とのコラボレーショングッズも販売する。ソンへさんが描いたミッキーやシャンデリアのイラスト柄を素材にしたもので、商品はバックパック(1万5,750円)、ペンケース(3,675円)、母子手帳ケース(7,350円)など。
開催時間は12時~19時30分。入場無料。今月18日まで。