東京で活躍する著名人を中心に1,000人を撮り下ろした人気写真家レスリー・キーさんの写真展「SUPER TOKYO」が4月23日から、表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4、TEL 03-3497-0310)地下3階「スペース オー」で開催されている。
1971(昭和46)年シンガポール生まれのキーさんは、1997年に東京ビジュアルアーツ写真学科を卒業。東京、ニューヨークなどを拠点にファッション、広告、CDジャケット写真などを手がけて幅広く活躍。2006年にはスマトラ沖地震の津波被害者へのチャリティーを目的に、アジアの有名人300人を撮り下ろした写真集「SUPERSTARS」を発売して話題を呼んだ。
今回のテーマは「愛と平和と世代」。会場には、東京で活躍する俳優やアーティストなどの著名人を中心に1,000人のヌード姿を撮り下ろし、その上に人気キャラクター・ハローキティを配したモノクロ合成写真700点が並ぶ。「(ハローキティは)世界にも発信でき、通用する日本のオリジナルキャラクター」とリーさん。「裸の上にキティがいることによって、革命的なバイブレーションを感じてほしい」と続ける。
モデルとして参加した著名人はAIさん、岩崎恭子さん、梅宮アンナさん、片山正通さん、窪塚洋介さん、「くるり」、小島よしおさん、KONISHIKIさん、笑福亭鶴瓶さん、タナカノリユキさん、田中麗奈さん、ドン小西さん、丸山敬太さん、三池崇史さん、道端ジェシカさん、箭内道彦さん、リア・ディゾンさんなど。ミュージシャン、俳優、モデル、クリエーターなど幅広いジャンルで活躍する人々が被写体となった。
収益の一部は、国連人口基金が実施する「お母さんの命を守るキャンペーン」への寄付に充てる。13 歳で母親を亡くしたというリーさんは「自分のお母さんに伝えられなかった感謝を、世界中のお母さんに返していきたい」とも。
営業時間は11時~21時(5月5日は20時、最終日は18時まで)。入場無料。5月7日まで。