4月25日にリニューアルオープンした「マクドナルド渋谷センター街店」(渋谷区宇田川町)に飾られていた「マックフライポテト」の巨大看板の使用方法が「駅・交通機関」に決まり、現在使用希望者を募集している。
日本マクドナルド(新宿区)が行った「新世代デザイン店舗」への改装のため、その役目を終えた「マックフライポテト」看板は10日早朝に撤去され、現在は川崎市内の倉庫に「大切に保管している」という。同看板は、高さ=3.85メートル、横幅=3メートル、奥行き=70センチ、重さ=100キロ。
今月13日~21日に募集した「利用アイデア」への応募総数は、アイデアや意見を含め7,549件。その中から、「(長野県)野辺山駅に置きたい」という「はまちゃん」さんと、「岐阜駅の商店街に来てほしい」という「なつみ」さんの2人が「優勝者」に選ばれ、使用方法は全体の中でも「圧倒的に多かった」という「駅・交通機関」に決まった。
そのほか「ハッピーになれる幸運スポットとして駅前や公園の新名所に」「中を改造して、『衛星カメラ』として宇宙へ」「このポテト1本にブラシをつけて歯ブラシに見立て、食事の後は歯を磨くことをアピールするため医院に張り付けたい」などのアイデアも寄せられた。
応募には、使用したい場所の写真や「使い方、欲しいという思い」を書いたPR文が必要。個人・法人問わず応募が可能で、同看板を「駅・交通機関の飾り」として使用できる人、看板のスケールが確保できる、現在のデザイン・意匠・色などを改変しないなどの条件がある。
使用希望者の募集受け付けは5月17日まで。使用決定者は同31日に発表する。