渋谷にバー&ダイニング「NOS」新コンセプト店-オーガニックジャンク料理提供

ミラーボールを備えたダイニングフロア

ミラーボールを備えたダイニングフロア

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 宇田川町・オルガン坂「ホテルユニゾ渋谷」地下1階に4月1日、バー&ダイニング「NOS ORG(ノス オルグ)」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5459-1717)がオープンした。経営は、飲食店経営・プロデュースを手がけるミュープランニングアンドオペレーターズ(港区)。

エントランス付近のスタンディングバースペース

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 現在、青山・恵比寿・渋谷スペイン坂に出店している「NOS」。同ブランド4店舗目となる「ノス オルグ」は、「立ち飲み」「ラウンジ」「パブ」を複合した恵比寿店の「進化系ニューコンセプト店舗」としてオープン。店舗コンセプトは「シェアする酒場(SHARE PUB)」、メニューコンセプトは「オーガニックジャンク」を掲げる。

 店長の風間重利さんは「オーガニックとジャンクはイメージとして相対する言葉だが、渋谷を回遊する世代の多くがジャンクフードで育った世代であり、ジャンクフードの味も好きだと思う。しかし、ジャンクフードは高カロリーで低栄養だというイメージがあると思うので、オーガニックの素材を使い満足感の得られるボリュームある料理を『新しい渋谷の郷土料理』として発信していきたいと考えた」と話す。

 店名は「オルガン坂」「オーガニック」などにちなんで「ORG」と命名した。店舗面積は約100坪で、テーブル席=122席、スタンディングカウンター=22席合わせて144席を用意。エントランスには、スタンディングバースペースを設けるほか、メーンとなるダイニングフロアにはミラーボールを用意し、恵比寿店で行っている音楽イベント「S.O.N(SOUND OF NOS)」の開く予定。ギャラリースペースとしても使用する壁面には現在、同店のロゴなども手がけるデザイナーで格闘家・近藤幸二郎さんの作品をディスプレーするほか、店内にはアーティストの写真を壁面に飾った「STRUMMER’S LOUNGE」などの個室3室を用意する。

 「これからの農業標準を作る」をコンセプトに活動しているNPO法人「農家のこせがれネットワーク」ともコラボレートし、「(20~30代の)若手農家」の作る野菜を使ったメニューも提供する。生・焼き・蒸し・揚げの4つの調理法で提供する「農家のこせがれ野菜」(1,200円)のほか、ハンバーガーに卵を入れたロールキャベツ「ダイナマイトロールキャベツ」(1,000円)、「塩モツ煮」(780円)、「酒場のソース焼きそば」(900円)など。客単価は3,400円。

 風間さんは「昔渋谷で遊んでいた人が、当店があることで再度渋谷に来るきっかけになれば」と話す。5月21日のホテル開業については、「(ホテルに宿泊する)外国人のお客さまが増えるのでは」と期待を寄せる。

 営業時間は18時~翌2時(金曜・土曜は翌5時まで、日曜・祝日は17時~23時)。

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