飲食店経営やカフェプロデュース業などを手がけるカフェ・カンパニー(渋谷区渋谷1)は4月25日、南青山のカフェ・ブックストア「246 CAFEBOOK」(港区南青山1)前でマーケット「TABE TABI MARKET」を開催する。
同マーケットは、同社が今年展開する「TABE(食)TABI(旅)を通じて、都市と地方・生産者と生活社をつなぐ」プロジェクト「100 MILE CAFE PROJECT」の一環。「食べること」「旅すること」をテーマに、同マーケットを通じ「地域に埋もれているその土地ならではの良さを発見・編集し、その地域の人たちとつながりながら、新しい価値を生み出していく」という。
同社メディア企画チームの魚住綾さんは「当マーケットはカフェを基点に、都会で暮らす生活者と生産者が一緒に収穫の実りや恵みを分かち合える集いの場所、新しい発見の場所として誕生した」と話す。
毎回、店頭で販売する食材の中から「旬の食材」1品を決め、その食材に関する「豆知識」「自宅でできる簡単アレンジレシピ」などを提案する。今回は、千葉県産の春キャベツを「主役」に据え、「千葉から届いた春キャベツと新鮮野菜をまるごと味わう会」をテーマに開催。店頭では、販売する野菜の「試食コーナー」、BOOK246がセレクトした「旅の本」や雑貨の販売などを行うほか、チュロスも販売。CAFE246では「エスニックビーフの房総キャベツ包み」(930円)も提供する。
今回、俳優・永島敏行さんが実行委員長を務める「青空市場」とコラボレーションする同マーケット。当日は永島さんも来場し、生産者とともに店頭で野菜を販売する予定。
魚住さんは「生産者と生活者が立場の違いを越えて出会い、互いに尊敬し合いながら交流できる場所にしていきたい」とし、「近隣住民の方々はもちろん、電車や自転車に乗ってちょっとした旅行気分でもご来場いただけたら」と話す。
開催時間は10時~17時(商品が無くなり次第終了)。以後、毎月最終日曜日に開催する。