アースデイ東京実行委員会は、代々木公園一帯で4月17日・18日に開催された「アースデイ東京2010」の動員数が13万5,000人を記録したと発表した。
イベント初日の早朝には降雪が見られるなど悪天候が心配されたが、午後からは晴れ間が見え、徐々に気温が上昇。翌18日には晴天となり、フェアトレードの物販ブースやオーガニック食材などを使った飲食ブースなどを目当てに、多くの来場者が詰めかけた。
来場者数は17日=5万5千人、18日=8万人と発表。2日間で14万人を記録した昨年には及ばなかったが、初日の伸び悩みを晴天となった翌18日に盛り返したかたちだ。
24の飲食店が軒を連ねた人気ブース「アースデイキッチン」では、恒例の食器貸し出しを今年初めて有料化(50円)した。会場では、来場者がマイはし・マイ皿などを手に店頭に並ぶ姿や、歩きながらおにぎりなどをそのままほお張る姿なども多く見られ、併設されたソーラーパネルを利用した「マイ食器洗い場」にも人が集まった。
メーンステージでの人気プログラム「アースデイ・コンサート」には、サンプラザ中野くん、ムッシュかまやつさん(17日)、川嶋あいさん、加藤登紀子さん(18日)らが出演。そのほかグリーントークステージやピースマイルステージなど3つのステージをディーゼル燃料(BDF)・太陽光・水素エネルギーで賄い、アコースティックギターやディジュリドゥなど民族楽器を使ったライブ演奏などで会場を盛り上げた。