JR東日本はJR渋谷駅が開業125周年を迎えた3月1日から、駅構内で記念イベントを展開している。
渋谷駅は1885(明治18)年に日本鉄道の品川~赤羽間開通に伴い開業。1906(明治39)年11月に同社が国有化され同駅は国有鉄道に。1909(明治42)年10月から山手線の駅とり、1925(大正14)年11月から山手線が環状運転を開始した。
1987(昭和62)年4月に国有鉄道からJRへ移行、東日本旅客鉄道が設立。1996年3月にJR埼京線のホームを新設・運行開始、JR湘南新宿ラインは2001年12月から同駅への停車を開始し、成田エクスプレスは2002年12月から一部列車が停車するようになった。同駅構内の総面積は4万6,397平方メートルで、1日の乗降人員数は平均は85万人(2008年度末現在)。
開業125周年を記念し、JR山手線中央改札内のパン店「リトルマーメイド」で12日までの(6日と7日以外)15時から、毎日10個限定で「渋谷ハチ公パン」(160円)を販売しているほか、キオスク各店で「ハチ公プリン」(3個入り=525円、6個入り=1,050円)や「ハチ公サブレ」(1,200円)を販売(今月31日まで)するなど駅構内の各ショップでイベントやセールなどを行っている。山手線と埼京線ホームを結ぶ連絡通路では、日本デザイナー学院(桜丘町)、日本写真芸術専門学校(同)の学生による作品展も開催。今月7日まで。
7日には、ハチ公口券売機前で「ハチ公デザイン 文明堂カステラ」(1,365円)を販売(8時30分~18時)するほか、「1日駅長」に秋田犬を任命し、「団体列車125周年記念号出発式」「駅構内巡回パトロール」などを予定する。