代官山のコンセプトストア「STITCH TOKYO」(渋谷区猿楽町、TEL 03-6415-6622)で現在、「かいじゅうたちのいるところ」展が開催されている。
「かいじゅうたちのいるところ」は1963年の初版以来、現在までに2,000万部以上を売り上げる作家モーリス・センダックさんのロングセラー絵本。今月15日からスパイク・ジョーンズ監督による同名の実写長編が公開されることをきっかけに人気が再燃。渋谷では「渋谷TOEI2」(渋谷1)で公開され、昨年公園通りにオープンしたNYセレクトショップ「オープニングセレモニー」(宇田川町)では同作とのコラボラインが展示販売されるなど、話題を呼んでいる。
同作公開に合わせ、今月9日からスタートした同展。会場では、メディコム・トイ(渋谷区上原3)が同作とコラボしたフィギュアシリーズ全20種類を中心に、雑貨や原作絵本、Tシャツなどを展示販売する。
劇中に登場する8種の怪獣キャラクターを収めたショーケースでは、枯葉などを使って「映画の世界を再現」(STITCH TOKYOの花輪哲史さん)。全長28センチの「400% かいじゅうたちのいるところBE@RBRICK」(6,090円)や主人公の男の子マックスが着ぐるみを被った「400% MAX KUBRICK」(10,290円、29センチ)なども扱うほか、ジョーンズ監督の直筆サインが入ったスケートデッキも展示。
開始から1週間。これまでの来場者は20~40代の男女が中心で、開封まで中身の分からないクローズタイプのKUBRICKシリーズ(924円)が人気を集めているという。家族連れも多く、「映画の公開を楽しみにしている人も多いようだ」(花輪さん)という。
営業時間は11時~20時。入場無料。1月31日まで。