原宿に銀だこの新業態「THE GINDACO」-若者世代ターゲットに

原宿にオープンした「THE GINDACO」。「築地銀だこ」のメニューに加え、オリジナルメニュー4種を提供する

原宿にオープンした「THE GINDACO」。「築地銀だこ」のメニューに加え、オリジナルメニュー4種を提供する

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 JR原宿駅近くに昨年12月23日、たこ焼き専門店「THE GINDACO」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5775-1788)がオープンした。経営は「築地銀だこ」など飲食店6業態を展開するホットランド(本社=群馬県桐生市)。

たこ焼きと野菜をピタパンに挟んだ「たこ焼きバーガー」

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 同社は「築地銀だこ」のほか、昨年8月から立ち飲み業態の「銀だこハイボール酒場」の展開を開始。エリアマネジャーの難波一康さんは「『ハイボール&たこ焼き』という新たな提案を行い、中高年のサラリーマン層から多くの支持をいただけた。次の課題としてより若い層に向けたスタイルの確立を目指した」と話す。

 「THE GINDACO」のコンセプトは「次世代型のたこ焼きの提案」で、「次世代を担う10~20代の学生を中心とした若い世代」をメーンターゲットに据える。ロゴも新たに作成したほか、ユニホームも「ポロシャツとキャップスタイル」にした。

 同業態1号店となる同店。店舗面積は1階=7.8坪、2階=7.8坪の計15.6坪で、席数は2階のみ20席を用意する。ファサードは「築地銀だこ」の「和風」なイメージとは異なり、「洋風でポップなデザイン」を採用。オリジナルキャラクターの「たこぼ~」を描いたロゴも掲出した。

 メニューは、「たこ焼き」(300円)や「チーズ明太子」(350円)など「築地銀だこ」で展開する4種に加え、たこ焼きと野菜をピタパンで挟んだ「たこ焼きバーガー」(350円)やオムレツとデミグラスソースをかけた「オムたこ」、トマトソースとチーズをかけた「フォンデュたこ」、たこ焼きに野菜を乗せた「ベジたこ」(以上各400円)の「ニュータイプたこ焼き」を提供する。全メニューとも「スナック感覚」を打ち出すため、4個入りにした。

 オープンから約3週間。難波さんは「10~20代のお客さまを中心に、カップルやグループでいらっしゃる方が多い。『たこ焼きバーガー』『オムたこ』が人気だが、一段と寒くなってきたこともあり、最近は『フォンデュたこ』が人気急上昇中」と話す。「中高生のお客さまにも気軽に立ち寄っていただき、たこ焼きが身近な食べ物として受け入れていただければ」とも。

 営業時間は11時~22時。

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