渋谷駅周辺のハチ公前広場などで来年1月12日から、エリア限定のワンセグ情報配信の実証実験が始まる。
実験はイッツコム、東急エージェンシー、日立システムの3社が共同で行うもの。東京急行電鉄、日立製作所の協力で、総務省関東総合通信局より実験試験局免許の交付を受けて(予定)実施する。
同実験では、渋谷駅前(ハチ公前公園、SHIBUYA109など)を中心とする電波伝搬フィールドを構築。駅前のビルやオフィスが立ち並ぶ複雑な都市空間における効率的な電波伝搬方式の検証を行う。
また、携帯電話などのワンセグ機能付端末へ向けて地域情報やイベント情報などを配信。併せて、その視聴効果を分析し、将来的なエリアワンセグのサービス実用性を検証していくという。
検証では、12月1日からiPhoneユーザーを対象に渋谷エリアで始まった街中ソーシャル・ブックマーキング「pin@clip ピナクリ」との連携も予定している。
実験は2011年1月31日まで。