ホテル「CLASKA(クラスカ)」(目黒区)館内の直営雑貨ショップ&ギャラリー「CLASKA/DO(ドー)」が11月26日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)パート1・地下1階に2号店となる「渋谷店」(TEL 03-5456-2833)をオープンした。
「イデー」のバイヤーなどを務めた大熊健郎さんがクリエーティブディレクターを務めるドーは、昨年3月のCLASKAリニューアルオープンに合わせて開業。「今の日本」をテーマにした雑貨のセレクトショップとして、現代の作家や職人による雑貨・工芸品などを取りそろえる。
2号店の出店理由について、クラスカ広報の牛久保さんは「1年営業を続け、目黒本店に来てもらえれば満足してもらえると自信がついた。そこで、より立地の良い場所で多くの方にクラスカを知ってもらおうという思いで、自分たちから外に出て行ければと考えた」と話す。「渋谷パルコ側でも、海外のファストファッションに対抗するかたちで『日本のカルチャーを発信したい』という思いがあった」とも。
店舗面積は約22坪。ステーショナリーや雑貨を扱う「デルフォニックス」隣で、「アプレミディ・セレソン」閉店後は催事場として利用されていたスペース。内装は本店と同様にフレッシュでナチュラルな雰囲気を目指し、削り出したままのムク材を使用した。
商品は渋谷パルコの傾向に合わせた「若年層」を意識して、鳥やフクロウの模型など「キャッチーさ」が特徴のPUEBCO(プエブコ)商品を導入するほか、焼き物、器、グラスなども取りそろえる。雑貨の平均単価は3,000円~5,000円。今後、本店では扱いの少なかったアパレルアイテム(オーガニックコットンTシャツ10,000円~)の充実も図っていく。
店内には本店同様にギャラリースペースを設ける。大熊さんとゆかりのある作家との「ものづくりの発表の場」として、コラボ作品などの企画展示を行う予定。現在は、これまで本店で展開した企画展をまとめた「ドーのキカクテン」展を開催している。12月下旬まで。
営業時間は10時~21時。