渋谷パルコに「女性のための」無印良品-都市型小型店モデル店舗に

渋谷パルコの「無印良品」がリニューアル。木製什器や古材を使った内装で既存店との違いを打ち出す

渋谷パルコの「無印良品」がリニューアル。木製什器や古材を使った内装で既存店との違いを打ち出す

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 良品計画(豊島区)は11月20日、「無印良品渋谷パルコ」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3477-8830)を都市型小型店のモデル店舗としてリニューアルオープンした。

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 渋谷パルコパート3・6階に出店していた同店。今回、「レディスファッションフロア」である同館パート1・4階に移転。「女性のための無印良品」をコンセプトにリニューアルした。売り上げ効率を上げることを目的としている。

 店長の有木一郎さんは「今後都市型のビルなどへ出店を考える際、従来通りの品ぞろえは困難だと考えている。そこで、それぞれの館や立地、近隣テナントなどに合わせたコンセプト・品ぞろえで出店できないかと考えた」とし、「トライアルとして、ファッションビルでもあるパルコの女性向けブランドを集積するフロアへの出店ということで、『女性のための無印良品』を店舗コンセプトに展開することになった」と話す。

 店舗面積は約129坪。木製の床や什器を使用することで「温かみのある店内」を演出。古材を使用し「環境への配慮を意識した」。従来店では約3割だったレディス商品は4.5割に「拡大」。衣服雑貨内では7割を占める。同社の衣料ブランド「MUJI LABO」商品を渋谷・原宿エリアで初めて扱うほか、メンズウエアは靴下と下着のみを展開する。

 そのほか、家具や雑貨、食品などは取り扱いアイテムを絞り込み、「買い回りの高い」ケア用品や文具、菓子などを中心にテーブル什器でディスプレー。かさのある寝具や州の用品は、壁面の陳列棚を使い展開する。

 有木さんは「100坪程度の小型店のモデル店舗、品ぞろえを絞り込むためのフォーマット店舗になることを期待する」と話す。「渋谷地区でトレンドを意識してファッションを楽しむ方に、『いいな』『なるほど』と思っていただける商品展開、店作りをしていく」とも。

 営業時間は10時~21時。

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