表参道ヒルズ（渋谷区神宮前4、TEL 03-3497-0310）で11月12日、クリスマスイベント「Hearty Christmasin Omotesando Hills（ハーティークリスマス イン 表参道ヒルズ）」が始まった。

「表参道ヒルズ」エントランスもクリスマスモードに

　3年目を迎える今年のコンセプトは「White Forest」。スワロフスキー社とのコラボレーションによるツリー、イルミネーションなどでエントランスや吹き抜け大階段を彩る。空間デザイナーの長谷川喜美さんがツリーのデザインなどを担当したほか、表参道ヒルズ全館の演出を行う空間演出プロジェクト「+NOP」の空間プロデューサーなどが館内の照明などを手掛けた。

　本館吹き抜け大階段に設置した「マザークリスマスツリー」は、ツリーの中にあるミラーボールの光がツリー全体を照らし出す仕掛け。高さ15.5メートルで約3万5,000個のスワロフスキークリスタルとホワイトストリングを飾るほか、周辺にはトナカイ4体を設置。ほかにも、ホワイトストリングとLEDでディスプレーした最長20.5メートルの円柱型「ホワイトツリー」を天井からつるした。毎時0分と30分の2回、音楽に合わせた演出が約3分間行われる。

　メーンエントランスにはベルを配したツリーを設置するほか、エントランスホールにはスワロフスキークリスタル約6,000個とホワイトストリング約5万本をシャンデリアに装飾。スワロフスキークリスタルを施した角などが特徴の「トゥインクル・トナカイ」を置く。期間中、各店でクリスマス限定商品や限定メニューも販売する。

　12月11日からは本館地下3階スペース・オーに「スケーティングシアター」が登場。場内にはベルを組み合わせたツリーを設置するほか、照明や映像、音響などの演出を行う。開催時間は9時～21時（日曜は20時まで）。来年1月17日まで。

　初日の12日、大階段のツリー前で音楽プロデューサーの小林武史さんと歌手のSalyuさんによるライブが開催され、青や黄色、緑などに変化するライティングの中、「VALON-1」「コルテオ～行列～」「to U（Salyu version）」など4曲を披露し、集まった約800人を魅了した。今月19日には、小林武史さんらがプロデュースした新業態カフェ「kurkku 3」が、本館1階にオープンする。

　イルミネーションの点灯時間は11時～23時。12月25日まで。翌26日以降は「ニューイヤーバージョン」の演出として来年1月17日まで行う。