日清食品(東京本社=新宿区)は10月1日、JR渋谷駅ホームに「立ち食いどん兵衛 by 日清食品」を期間限定オープンした。出店は、麺の厚みを従来比20%増した「ぶっとうどん」を採用した商品リニューアルに伴うもの。
場所は、「電車」をモチーフにした外観で、山手線内回りホーム中ほどにあるラッピングカフェ「アドスタンド」。日本レストランエンタプライズ(港区)とジェイアール東日本企画(渋谷区恵比寿南1)が2004年から運営する同スペースは、主に期間限定のプロモーションに使われている。
日清食品宣伝部主任の三宅隆介さんは「渋谷駅は乗降客数が多いうえに、渋谷の街は話題の拠点にもなる。『インスタントカップうどんの立ち食い店』が話題になることを目的に出店した」という。
約17.6平方メートルの同スペースでは、一度に12人ほどが飲食できる。店内では、9月28日に改良発売した「日清のどん兵衛」うどんシリーズ全9種を200円で提供する。10月5日現在の売れ筋は、1位=中国・四国・九州ブロック限定発売の「ごぼう天うどん」、2位=「かき揚げ天ぷらうどん」、3位=「きつねうどん」(以上西日本バージョン)で、原則として関東エリアで販売されていない商品の人気が高いという。
営業時間は11時~19時。今月25日まで。