JR恵比寿駅近くの渋谷橋交差点に9月15日、炉端串・せいろ蒸しを中心とした和風ダイニング「かぶちよ」(渋谷区広尾1、TEL 03-5791-9756)がオープンした。経営は、飲食運営コンサルティングなどを手がけるCHIYO(中央区)。
「以前から日本の文化や日本食に興味を持っていた同社千代谷崇史社長が『日本文化で今なお継承されている歌舞伎と日本食を融合できるのでは』と発想し、『歌舞伎』がコンセプトの店を作り上げた」(同社広報担当の石川奈穂子さん)という。
店名の「かぶちよ」は同社直営の「代表的」な店舗の一つになることからコンセプトの「歌舞伎」と社名を掛け合わせたという。店舗面積は約50坪。内外装ともに「和と歌舞伎」の融合を意識し、赤や黒を基調とした。席数はカウンター席、テーブル席、個室合わせて70席を用意する。
「元力士」が料理長を務める同店では、つぶ貝やさんま、アナゴなどを鉄串に刺して焼く「魚串」(平均250円)や海鮮せいろ蒸しと肉せいろ蒸しの2種類から選ぶ「浜せいろ蒸し」(2,780円~)など魚料理をメーンに、フード50種類、ドリンク80種類を提供する。客単価は3,000円~4,000円。
オープンから約2週間。石川さんは「男女とも近隣企業に勤めている会社員の方に多く利用していただいている」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時(金曜・祝前日はランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~翌4時)。日曜定休(日曜が連休の場合は連休最終日が休業)。