代々木公園イベント広場で9月12日・13日、「スリランカ・フェスティバル2009」が開催される。主催はスリランカ大使館。今年で6年目を迎え、昨年は約10万人が来場した。
代々木公園では今月に入り、「ブラジルフェスティバル」(5日・6日)、「ベトナムフェスティバル」(19日・20日)と海外文化を紹介するイベントが続く。南アジアの共和制国家「スリランカ」は、インド半島の南西に位置する島国で、日本では近年インド式美容法のアーユルヴェーダが盛んな地域としても注目を集めるほか、セイロンティーなど茶の産地としても知られる。
物販ブースでは、日本とスリランカにある企業70組が80ブースを出店。練った米粉を麺状にして蒸した「ストリングホッパー」を添えたカレー料理や、水溶き小麦粉を焼いてネギや肉などを加えたもんじゃ焼きのような「コットゥロティ」、レンズ豆の粉を揚げたドーナツのような「ヴァダイ」など、香辛料の効いたスリランカ料理を紹介する。そのほか、アーユルヴェーダのヘルスケア製品、ハーブ製品、ろうけつ染めなどの工芸品も販売。
野外ステージでは、世界的に有名な15人の舞踊団「チャンナウプリ」やスリランカ日本教育文化センターの「コッテ舞踊団」による踊りを中心に、居合(いあい)や和太鼓などの日本の伝統的文化も紹介する。
スリランカ大使館政治部秘書の藤本美由紀さんは「スリランカから来日するチャンナウプリ舞踊団は、前回より人数が増え15人になり、よりスケールの大きい踊りが期待できる。また、『当たると評判』の占い師のブースも見どころ」と話す。
開催時間は10時~19時。