ロシア製コンパクトカメラ「ロモ」の国内販売を手掛けるロモグラフィー・ジャパン(港区南青山4、TEL 03-6418-7867)は8月20日、同社初となるハーフフレームと、真四角フォーマットでの撮影が可能なフィルムカメラ「Diana Mini(ダイアナミニ)」を発売した。
35ミリフィルムの1コマの大きさを半分にして2倍のコマ数を撮影できるハーフフレームカメラは、1960年代にコストパフォーマンスの高さと持ち運びやすさから人気を博したが、通常の35ミリカメラのコンパクト化とともに衰退。「ハーフフレームの魅力を後世に伝えることを目指して」(同社)発売する同機種では、ハーフフレーム機能に加えてスクエアフォーマットでの撮影機能も搭載する。
1960年代香港の小さな工場で生産されたプラスチック製のトイカメラ「ダイアナ」の復刻モデル「Diana+」ファミリ―の新機種で、レトロなボディーとターコイズカラーが特徴。フィルム未装着時の重量は235グラム。レンズ=24ミリ(24×34サイズのとき30ミリ、24×17サイズのとき35ミリに相当)。フレームフォーマット=24ミリ×24ミリ(スクエアフレーム)、24ミリ×17ミリ(ハーフフレーム)。切り替えスイッチにより、フィルム交換無しでフレーム変更が可能。
価格は6,300円。「ロモ」旗艦店「Lomography Gallery Shop Tokyo(ロモグラフィー・ギャラリーショップ・トーキョー)」(港区南青山2、TEL 03-6418-7894)ほかで取り扱う。