渋谷センター街の「ビッグエコー」渋谷パート2店(渋谷区宇田川町、TEL 03-5728-7676)の「324号室」が8月1日より、ライトストーンやファーなどでデコレーションした「デコ部屋」に変身している。
デコ部屋は、ビッグエコーとユニバーサルミュージック(港区)の合同会社ユニバーサルシグマ(港区)からデビューしたギャル3人のユニット「Juliet(ジュリエット)」とのコラボ企画。同5日に発売したデビューシングル「ナツラブ」の販促効果を狙う。同店を経営するビッグエコー(品川区)広報担当の関森英雄さんは「ジュリエットのファン層であるギャルに人気の出る話題のカラオケルームを、ギャルの街でもある渋谷で展開した」と話す。
部屋のデザインやデコレーションは、ジュリエットをプロデュースした若者向けファッション誌のモデル6人から成る「Romeo(ロミオ)」が担当した。同室の壁やテーブルをピンクやシルバーのラメ入りのフィルムで覆い、カラオケのモニター画面の周囲にはピンク色のファーをあしらった。マイクとデンモクはラインストーンでデコレーション。カウンターでは同室のマイクとは別に「デコマイク」を約9種類用意し、同室利用客以外にも貸し出している。
同室を利用した杉並区在住のなるさん(22)とさりさん(23)は「ちょっと目がチカチカするけど、キラキラしていてかわいい」と話す。「デンモクはかわいいから、全部やればいいのに」とも。
デコ部屋を予約することも可能だが、空室の場合は予約なしでも利用することができる。同店スタッフの岡本陽二さんは「10~20代前半の人を中心にご利用いただいている。(ジュリエットのCDが発売してから)希望する人も増えた」と話す。
デコ部屋の展開は今月31日まで。