レストランの運営を手がけるサッポロライオン(中央区)は8月3日、商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」(渋谷区恵比寿南4)内に出店中の「銀座ライオン」をビアホール「北海道FOOD BEERHALL GINZA LION」(同、TEL 03-5424-1271)としてリニューアルオープンした。
オープンに先立ち、同社は北海道庁と「優れた道産食品・食材を通じて首都圏にてPRなどを目的とした連携と協力に関する覚書」を締結し、この取り組みの一環として同店を開いた。300席を用意する185坪の店内には、ビール博物館「サッポロビール博物館」(札幌市東区)で過去に使用していたたるや看板、写真などを展示する。
メニューは、「えりも産真つぶ貝エスカルゴソース」(950円)、「本たらばガニ焼」(1,800円)、「石狩産サケのちゃんちゃん焼」(1,350円)など、北海道の食材を使用したものを提供。食材の旬に合わせて約10日ごとにメニューを変更する予定。同社広報担当の西村礼佳さんは「何度ご来店していただいても、毎回新しい北海道の魅力を発見できると思う」と話す。客単価は3,500円。
店頭では、有楽町にある北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」(千代田区)で取り扱う「バンビミルクキャラメル」(126円)、「サッポロビールキャラメル」(160円)、「百鬼ドレッシング」(683円)、「赤シソドレッシング」(473円)など商品20~30種類の販売も行う。
西村さんは「北海道の食材を使用し、北海道で食べられている名物料理を提供している。東京にいながら北海道を味わえるので足を運んでいただけたら」と話す。
営業時間は11時30分~22時30分(日曜・祝日は11時30分~21時30分)。